6月から新たに東灘区と中央区で始まる二現場の『安全祈願祭』が執り行われました。
東灘区は『稲荷神社』
中央区は『筒井八幡神社』
『安全祈願祭』、、、いわゆる『地鎮祭』です。
工事場所の氏神様へ工事が無事故無災害で完成できるように御祈願いたします。
神社によって多少違いはありますが基本的には下記のような順番で執り行われます。
①手水(てみず/ちょうず)・・・手を洗い、心身をきよめる
②開式
③修祓(しゅばつ)・・・おはらい
④祭主一拝
⑤献饌(けんせん)・・・神前に食物をそなえる
⑥祝詞奏上(のりとそうじょう)・・・神に詞(ことば)をもうしあげる
※地鎮の儀(じちんのぎ)・・・カマ・スキ・クワを用いて鎮物を埋納する
⑦玉串奉天(たまぐしそうてん)・・・神前に玉串(サカキの枝)をそなえる
⑧撤饌(てっせん)・・・神前にそなえた食物をさげる
⑨閉式
⑩神酒拝戴(しんしゅはいたい)・・・おそなえしたお酒を配列者で乾杯
最近、『上棟式』をされない現場もありますが、
『安全祈願祭』『地鎮祭』はまだまだほとんどの現場で執り行われています。
ただ、住宅等の工事の場合には、工事場所へ宮司さんにお越しいただいき、『地鎮祭』として地鎮の儀を行いますが、マンション等の場合は、神社で『安全祈願祭』として執り行われるので、地鎮の儀はありません。
また、どのような現場でも、『安全第一』で工事を進めていきます。
実はその気持ちの表れが現場でよく見かける安全旗と社旗の位置関係でわかるんですよ。
よく見ると、必ず安全旗が上で、社旗が下に掲げられています。
まさに安全の元(下)、工事を行っている気持ちの表れですね。
工事現場を見かけたら一度確認してみてください。
『ご安全に!!!』