平常心

お疲れ様です 竹島です。

最近「平常心」を保ち続けることの難しさを感じています。

以前、宮本武蔵が書いた『五輪書』を読んで印象的だったのが「兵法の道において、心の持ちようは、常の心に

かわることなかれ」という一文。

これは、戦いの場においても平常な心、平静な心を保つことが大切であるということだそうですが、実際やろうとすると、とても大変です。

めまぐるしく状況が変化していくと、どうしても緊張と焦りで心が張りつめて柔軟性を失いがちになってしまいます。

まして刀などの武器が振るわれて、まさしく命がけで争っている中で平静を保てる精神状態など僕には計り知れません。

今でこそ命をやり取りするような状態になることは普通は見られませんが、平常心、平静心というものは、いつの時代においても大切なことだと思います。

日々の生活、仕事でも冷静さを欠いて思わぬ失敗をした姿が日常的に起こっているように思われます。

何か一点に心を囚われて、平常心を失い、前が見えなくなってしまわないように、少し深呼吸してから物事に取り組んでいこうと思います。